Less Than JOURNAL

女には向かない職業

世の中にはいろんなスポーツが。

いよいよ女子フィギュアが始まった! とフツウに喜んで、フツウに見てますが。
まぁ、自分でもこんなにオリンピックが好きだったとは思わなかったという驚きと共に毎日オールでテレビにかじりついております。でも、やっぱしスケートは楽しいね。スピードも楽しいが、やっぱしフィギィアが楽しいね。シロートとしてはね。きれいだし、衣装がかわいいし、いろんな音楽かかるし。てなわけで、まぁ、むつかしいことはよくわからんのですが、なんつーか、バレエとかミュージカルを見てるよーな気分で「わぁ〜」とかウットリ見ているわけで、しかし同時に解説者はものすごいキビしい解説とかしてたりするのがフシギな感覚。特にアイスダンスって、もう、社交ダンスというか、ものすごい訓練された人たちのミュージカル舞台を見てるような気分になる。
たまたまテレビで映画版「コーラスライン」を見たんだけど。なんか、オリンピック強化合宿とダブって見えたよ。ミュージカルって(バレエとかも同じだけど)「演芸」なのに、そのウルテクに「すげえ〜!すげえ〜!」ってコーフンしたり。スポーツの試合を見ているような局面があるわけで。それと正反対のことを、今、オリンピックのフィギィアスケートで経験しているよーに思う。
こんなフツーに華麗なエンタテインメントしてるのに、しかしやっぱし「スポーツ」なんだよねぇ。だからシロート目にはすっごいカッコよくて楽しくても、採点としてはダメだったりするわけだし。これだったら、そのうちミュージカルも競技種目にしてみたらどーだろうか。
「女子コーラスライン10メートル」
とか。
「男子グリース団体」
とか。
団体複合では「キャッツ」と「オペラ座の怪人」は必ず入れるのが課題……とか。
♪ジャーン、ジャジャジャジャ〜ってオペラ座の怪人が出てきて、解説が「いいですよー、いいですよー」みたいな。となると、バスケットボールのドリームチームみたいに、アメリカだけはブロードウェイのすっごい人ばっかり出ちゃってハナから全然勝負にならないのでしょうが。