Less Than JOURNAL

女には向かない職業

ジェイ・ファラーさん(サン・ヴォルト)

サン・ヴォルト、奇跡の初来日公演。で、その前に、7年ぶりの新作『Okemah And The Melody Riot』プロモーションをガッツンガッツン精力的にこなしているジェイ・ファラーさん。思い起こせば、わたしにカントリー・ロックの……つか、ロックの新しい地平を見せてくれたバイブルのよーな雑誌は、サン・ヴォルトの前身バンドであるアンクル・テュペロのアルバム・タイトルから名づけたという『No Depression』。まだペラペラの手作り雑誌みたいな頃から、あの雑誌がどれだけ多くの新しい(そして古い)アメリカ音楽を教えてくれたことか。その後のバイブルとなった『MOJO』や『UNCUT』よりも遙かに激しく世話になった。というわけで、『No Depression』の2大アイドルといえばサン・ヴォルトとウィルコ。つまり、カッツーンさんにおける亀梨くんと赤西くんのようなものである。そのサン・ヴォルト、ファラーさんに日本でインタビューできる日がやってくるとは! と、しみじみ感無量。
なんか、本当に、ぜんっぜん昔から印象の変わらない人のよーな気がしますし。会った印象も、想像していたとおりにジェントルで穏やか&ちょっぴし皮肉屋さん……って感じ。そしてやっぱし、ジェフ・トゥイーディーさん(ウィルコ)とは対照的っぽいなぁ。
ちなみにサン・ヴォルトとしては前作にあたる98年の『ワイド・スウィング・トレモロ』は、わたしがライナー書いてたりして。てへへっ(*^_^*)。

メロディ・オブ・ライオット

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