Less Than JOURNAL

女には向かない職業

R.I.P.>ジーン・ピットニーさん

ツアー中のイギリスで客死というのはなんともお気の毒なことですが、亡くなる前日までステージに立って元気に歌っていたということで、ある意味、ポップ・スターとしての幸福な生涯をまっとうした……のかもしれない。

G・ピットニー公演先の英で急死…「ルイジアナ・ママ」
 米ポップ歌手、ジーン・ピットニー氏が死去した。英BBC放送によると、5日、公演先の英ウェールズカーディフのホテルで死亡しているのをマネジャーが発見した。65歳。詳しい死因は不明。
 1941年、米コネティカット州生まれ。60年代に歌手として名を上げ、美声でファンを魅了。「リバティ・バランスを射った男」「タルサからの24時間」などのヒット曲を出した。日本では「ルイジアナ・ママ」が大ヒット。
 今月は英国を巡回公演中で、4日夜はカーディフのコンサートで元気に歌ったという。
(ロンドン共同・ZAKZAK 2006/04/06)

このニュースと並んで載っていて知ったのだが、マイルスの『ビッチェズ・ブリュー』などに参加していたパーカッショニストのドン・アライアスも3月28日にマンハッタンの自宅で亡くなったのだそう。66歳。訃報を読むまで、その名前は久しく思い出したことがなかったけれど。こうしてニュースになることで、世界中でいろんな人が故人やその作品に思いをはせる。で、それは、意外とけっこうものすごく大事なことのような気がする。

R.I.P.

しかし、どうでもいいことだけど、やっぱし日本では「ルイジアナ・ママ」なのか……。