Less Than JOURNAL

女には向かない職業

デスノ完結

やっと読んだよ、デスノート完結12巻(T_T)。
連載で読んでた人たちの話を聞くと、結末にはいろいろ賛否両論あるようだが。わたくしは、ちょっと泣けた。たしかに、ものすげー慌てて完結したっぽくも見える。単行本だと、12巻は全編ほとんど2時間ドラマの最後10分間みたいな感じだもの。主な登場人物全員が倉庫に集まって(断崖の上、でも可)、ずーっとセリフで今までのおさらいと犯人のトリックを説明してる状態っつーか。で、最後のエピローグ部分も超2時間ドラマしてるし。読み終わったら、頭の中に「聖母たちのララバイ」が流れそうだったぴょ。

久しぶりに流行ってるマンガとゆーものを読んだせいかも知れないけど、月の“乾いた”感じっていうのがすごく“今”っぽいなぁというのがいちばん印象に残った。ものすごく極端に、デフォルメのかかった“乾”。でも、それって、程度の差はあっても、今どきの一般的な“乾”の感覚と、共感の範囲内なのだろう。昔のピカレスク物語の主人公とは全然ちがう。感情の動きとか、死生観とか、ものすごく“今”な臭い。でもでも、かっこええなぁ、月。早く映画が観たいのぉ。