Less Than JOURNAL

女には向かない職業

ヤ●ハ

他人の家族喧嘩にクビを突っ込む気はないが、というか、なんだか見ていられないというのが本音ではあるが……それなのに、昨今の芸能界でほかに例を見ない、あまりのダークパワー(周囲の扱いを含めて)、ついつい気になってしまう。

で、今日の、ジェリー・リー・ルイスもビックリの火の玉ロック状態記者会見であるが。
まぁ、ヤ●ハさんがミュージシャンであると考えるならば、「なんでも聞いていい」っつーから、本当になんでも聞いたら怒って帰ってしまわれるミュージシャンも少なくないわけですから、まぁ、話が着地しなくてもいいのか、と(笑)。期待はずれは期待どおり。
でも、今日のミヤネ屋でオトキさんが「音楽のせんぱいとして言うならば」とオトナの前置きをした上でひとことだけ、「もう黙って、言いたいことは音楽に詰めれ!」という意味のことを優しーーく言っていたのはなかなかカッコよかった。さすがオトキさん。

すんません、ここんとこ、在宅職人として社会の窓がテレビだけなので特に書くこともなく。こんどはデヴィ夫人PASMOの使い方を訊かれるとか、JAFを呼んだら幼稚園時代の初恋の人が来たとか、それくらいのオイシイ経験を書いてみたいものですが、いかんせん、今日のところは目に入ってくる飛び道具はヤ●ハくらいのもので。すんません、お役に立てなくて(何の?)。

あ、あと目に入ったものといえば。
昨日は仕事がらみで、DVD化された『クレージーキャッツ メモリアル』をすごい久しぶりに見ていたんですが。たぶん、十年ぶりくらいに近い。で、月日を経て自分内の変化として驚いたのは、ハナさんに萌えた(笑)。
あの、ヌーボーっとしているのに眼光するどいところが非常にエロい、とは、十年前には気づかなかったワ!
「キントト映画」の、赤い襦袢着てるのが最高。

以前にも書いたことだけど、ずいぶん昔、いちどだけ対談の司会でハナさんにお目にかかったことがあって。
話のとちゅうでハナさんが突然、わたしのほうを向いて「天は二物を与えない」という話を始められた。
頭がいい女は顔が悪い、だから女の小説家はみーんなオカチメンコでこーんな顔してんだろ、という、実にハナさんらしい、というかハナさんでないとシャレにならないお話をしてくださって。しかも、本当に本当にコントと同じようなヘン顔をやって見せてくださって、大感激だったのですが。
ただ、そのお話をワタクシにしてくださったのが果たして、そこにいる「物書きの端くれ」の女の容姿をなぐさめてくださったのか、もしくはキミは世の女流作家のように才能がなくてよかったねと、「物書きの端くれ」の容姿をほめてくださったのか。今でも思い出すたびに楽しくなる、忘れられない想い出です。ちなみに、『クレージーキャッツ メモリアル』は、もう放送局にも残っていない映像がハナさんのご自宅の倉庫から見つかったことから作品化されたものでしたね。今さらながらR.I.P.&萌え! なぬ?


それにしても、オカチメンコってことばをナマで聞いたのは、後にも先にもあの時だけだったなぁ……(T_T)。