ジンギスカンだらけのジンギスカンまつり《期間限定エントリ》

で、本日はいきなり告知ですんませんm(_ _)m。

最近、巷でジワジワともりあがっている『ジンギスカンだらけ』というアルバムをご存じでしょうか。

ジンギスカンだらけ

収録曲が全部「ジンギスカン」という、ありえない企画。
本家ジンギスカンから、川崎マヨマヨ、近年の欧州HM/HRモノから、ユル系ボサに、ベリ工と、古今東西の「ジンギスカン」をかき集めて一枚のコンピにするなんて！　ありえない！　素晴らしすぎるバカ企画！　バカ企画なんだけど、実際これだけの音源をレーベル超えて収録するのはものすごく大変！　日本初ＣＤ化まであるし。
しかし、苦難の末(まじ大変だった模様ス)、ついにやってのけた快挙。かくして、かのライノ・レーベルの歴史に残る『ベスト・オブ・ルイ・ルイ』に匹敵する珍名盤が完成したのである！

特設ページもある。なぜかひつじだらけ！
料理のジンギスカンと間違えてる(しかも、わざと)。

http://www.up-front-works.jp/hitsuji/

まったく、もう。
こんな珍コンピのライナーを書いてるのは誰だ!?
あ、オレです（笑）。

もう、こればかりはオレしかいないでしょう！と誇らしく胸を張ってしまう。
ほんとうに、うれしいたのしい仕事だったぁ。
いやぁ、人生にムダはないってことですな。なんと、光栄なことに、ブックレット掲載のジャケット提供までしちゃったよ。80年代、日々ハンター＆イエローポップを巡回してはＢ級ディスコ・シングルを買い漁った苦労が今、こんなところで報われるとわッ！

このコンピのプロデューサーは、ベリーズ工房とオリジナル・ジンギスカンの《タルタル・ミックス》も手がけた……というか、日本ジンギスカン歌謡（←今つくったジャンル）の金字塔「恋のダンスサイト」を、当時、つんく♂プロデューサーと共に作りあげた担当ディレクターの橋本慎氏。とてつもない発想でガンガン盛り上がるノリのよさと、そのノリを現実のものにする行動力はさすが。で、今週金曜日なのですが。なんと、こんなステキなレコ発イベントも決定！

　　ジンギスカン最強コンピCD「ジンギスカンだらけ」発売記念
「年忘れ！ジンギスカンだらけのB級ディスコ大会。（ヒツジもあるよ！）」
@新宿LOFTプラスワン

オリジナルから渋谷哲平、Berryz工房、スラッシュメタル、ボッサまで、全曲『ジンギスカン』のあり得ないコンピレーションアルバム『ジンギスカンだらけ』発売を記念して、ジンギスカンだらけの大ディスコ大会を開催！　日本人にとってのディスコとは何なのか徹底的にDIGる夜！

【出演】
ダンス★マン、
萩原祐子（音楽評論家）、
橋本慎（UP-FRONT WORKS）、
DJ ARAKI、
他ゲストあり
OPEN 18:00 / START 19:00
￥1500（飲食代別）当日のみ
※当日特別メニュー、ジンギスカン料理あり

たしかに、打ち合わせ中に「ジンギスカンを食べながらジンギスカンを爆音で聞くイベントとか、ありえないけどあったらサイコー！」とか盛り上がったわけだが。そんなステキなことが実現してしまうなんて。しかも「ディスコといえば！」と、ゲストにダンス☆マンさんが！　そりゃ、ディスコといえばダンス☆マンさんだが。まさか、ジンギスカンまつりのゲストとは。
なんかもう、ジンギスカン最強だらけ。

で。ダンス☆マンさんをまじえて、イベントの打ち合わせをしてきました。

わたし、お会いするまでものすごーく緊張してドキドキしていたのですが。

地球人に変装してあらわれたダンス☆マンさんと一緒に着席して３秒後には、

「ジンギスカン、それは《黒くないＰ-ファンク》！」

なんて話がいきなり始まり、すでにナミダを流して大爆笑。

次から次へと、あまりにもイイ話が連発で盛り上がってしまい、
「もったいないから、あとは本番で話しましょうよ」
と言いつつも、Ｂ級ディスコ談義はドントストップ。
楽しかったー。この楽しさを、お客さんと一緒に再び味わえるのが待ち遠しいですよ。79年のディスコ・シーンをご存じの方は別としても、たぶん、たくさんの人々が集まって「ジンギスカン」で盛り上がれる場とゆーのは、ホントにレアではないかと。

ちなみに個人的には、
橋本、ダンス☆マン両氏が並んでいる姿を初めてナマで見て
それだけでもう、ちょっとグッときちゃいました。ミラクルの当事者、ですからね。

で、イベントに先がけて、ロフトのＣＲＴ担当・梅造プロデューサーがこんな討論会を催してくれました。

●Web Rooftop「ジンギスカンだらけ」発売記念緊急討論
http://rooftop.seesaa.net/article/108923163.html

↑『ジンギスカンだらけ』とゆーコンピがなんでこんなにエキサイティングなのか、そのヒミツに迫ってます（自分たちで）。しかしまぁ、バカすぎる対談！　必読！　自分で言うのもなんだが、楽しそうだなぁ、オレ。CRTでは決して見せない本当の自分ががここにいる気がするヨ。まじで。

あと、BARKSの記事も熱いです。
http://www.barks.jp/news/?id=1000045227

追伸。

いつも見てくださっている皆様への、私信めいたもの:
☆とか、メールとか、うれしかったです。
本当にありがとうございます。
なんか、やっぱり、ここでは書きたいこと書いていいんだなって思いました。
誰に遠慮してたんだか。
感謝の気持ちで毎日更新するぜ！と思って、はや数日なのですが。
めずらしく時間がありませんでした。でも、がむばります。