Less Than JOURNAL

女には向かない職業

オレ流エモーションいろいろ。

 春みたいな一日。

 空がものすごく綺麗だった。青空とゆーよりも、白と青のマーブル模様みたいな空。で、なんだかね、仕事に行く途中、キリンビールのラベルに描いてある麒麟みたいなカタチの雲が空いちめんに。車を運転しながら、信号待ちのたびに見上げて「おおー」と感動。どこにいても、麒麟に見える。フシギ。そして夜の八時過ぎ、家に帰ってきてふと空を見あげたらやっぱり麒麟! すごい。なんだかとっても、理由も根拠もわからぬまま、ありがたい気持ちに満たされたのだった。

 うーん。写真撮っておけばよかった。天を翔けるポーズの麒麟@青空、ですよ。美しすぎる! せっかくケータイ変えて、わりとまっとうなカメラ付きになったのに。そして、ブログ更新するのも超カンタンな機能がついてるのに。なんか、写真撮ることも忘れて眺めてたなぁ。  

 運転しながら、空が綺麗だなーと感動した時には必ずニール・ヤングを聞くことにしている。なぜだろう。なんか、意外と(?)青空が似合うのだわね。大将のロックは。綺麗な声が、綺麗な空に似合うのか(わっはっはー・笑)。青空に似合うとゆっても、単に痛快とか爽快とゆーのではなくて。あまりに綺麗な青空を見ているうちに、なぜだか涙が出てくる感じ……そういう気持ちに、ニール・ヤングがとても似合うことを発見した。たぶん、晩酌の発泡酒に本鴨スモークを2切れほどつけた瞬間、発泡酒の存在価値がビールの代替品という身分を超越するような、そういう似合いかたなんだよ。て、どういう似合いかたなんだ。ま、誰もわかってくれなくて結構。とにかく、空が綺麗な日にニール・ヤングを聞きながら運転していると、本当に運転免許を取ってよかったなと思う(笑)。
 しかし、今日はニール・ヤングを聞かずに寺尾紗穂を聞いていた。最高だった。そして気づいたことは、彼女の音楽は綺麗な空に「も」よく似合う。夜中もいいんだけどね。何度も泣きそうになりました。日本のいろいろな音楽がどんどん嫌いになってきて、今ではたいていの日本の音楽が嫌になってしまったけれど。そうなったら、好きな音楽がものすごくハッキリしてきた。別に、日本の音楽が嫌いなわけではない。好きな日本の音楽が、あまりにも少なくなると職業的には困りますが。個人的には困るどころか、幸福です。