Less Than JOURNAL

女には向かない職業

ダ・ヴィンチ・コード

今さらわざわざ「読んだ」と書くのも恥ずかしいのですが……。
そんなに面白いのかなー、面白いんだろうけど、だいたいのスジとかもわかっちゃったからなー。と、思いつつ。やっぱし、映画が公開になった時に原作読んでおかないと死ぬまで読まない気がするじゃん? なので、文庫化になった日になんとなく買ってみた。
そしたら。すげー! 超おもろいじゃーん! 1ページに1ウンチク! ウンチク最高!
 毎晩、デトックス風呂しながら一気読み。
 さすが日本でも400万部のベストセラーは幅広い年齢層にアピールすべく、にっかつロマンポルノ調にムリやり入れた濡れ場とかもなし(←ケン・フォレットとは違って。ぷっ)。しかーも、去年パリに行って超入門編の観光コース集中攻略してきた者としては、まるでわざわざ予習してきたみたいに行ったとこばっか、見た絵ばっか出てくるしー。つか、たぶん、去夏の段階でパリで観光コース攻略してる人っていうのは、そもそも大半が“ダ・ヴィンチ・コード復習まつり”だったのでしょうな。自分が読むのが遅かっただけの話なんでしょうな。
さらには! 読み終わってあとくされなしッ!(←ある種のほめことば)。のどごしスッキリ! しかーも、ちょっぴり賢くなった幻覚気分! 最高! ただ、主人公のイメージと、トム・ハンクスのもっさり顔が今ひとつ結びつかないのだが。

ダ・ヴィンチ・コード(上) (角川文庫)

ダ・ヴィンチ・コード(上) (角川文庫)