Less Than JOURNAL

女には向かない職業

WBC1次リーグ「日本×韓国」@東京ドーム

やっぱし韓国はつおいなー。
メジャーリーガーが6人。対する日本にも大塚とイチローはいるが、それよりも“メジャー行きたいっ子”が上原やら松坂やら石井弘やらゴロゴロと……。
今、NHKのスポーツニュースを見ていて、武田一浩がバッテリーコーチだったのを知った。たーけーだーかぁぁぁー。そりゃビミョーだなぁ。引退後は「OA機器販売の社長になる」と唐突なことを言い出し、当時、雑誌の引退インタビューでは「最後に、ファンへのメッセージを」という問いに「みなさんOA機器を買ってください」とワケのわからないことを言い、それなのに、気がつけば引退した選手(しかもたいていが大選手)にとって最高の出世コースといわれるNHK解説者の座についていた。てなわけで、この人の、意外な世渡り上手ぶりというのが妙に気になっているのだが。ここにきて日本代表のコーチかぁ。彼が達成した12球団すべてから勝利、という記録はつまり、ある意味、いろんな球団を転々としてきたデラシネ投手ならではの記録だったわけだが。引退したら突然、エリートコースまっしぐら。謎だなぁ。

さて。今日は、ロイヤルボックスに皇太子ご夫妻のお姿が! その昔は高田繁ファンだったという雅子さまプロ野球を見てお元気だしてください。そして、ご夫妻の後ろに控えるのは、堀内前讀賣監督。ひさしぶりだぁ。そうだそうだ、皇族ご観戦の解説役っつーのが讀賣グループ内での堀内の仕事だったっけなー。なんてことを思い出しつつ。讀賣ボックスには、チョーさんの姿が! そして、隣にはナベツネマン。ああ、おそらく試合を観戦しながらふたりで欲しい欲しいゆってたのではあるまいか。かつて、日本シリーズON決戦で城島を見たチョーさんが「んー、カレは昔からいたの?」とモノ欲しげな目で訊ねたという伝説がある。「あのスンヨプとゆー選手を讀賣に欲しい」と言い出しかねない(笑)。

ところで、今日の中継はテレビ朝日。若い頃はテレ朝のダラリンコンとした野球中継が嫌いだった。しかーし。今、どのゲームでもテレ朝が中継と聞くとワクワクするね。特に東尾。解説者という枠をぶっちぎりで逸脱しているんですもの。オールスター戦だとゆーのに松坂・上原を並べてお説教したり、試合中なのに解説席の村田チューに「ちょっとオマエ、ベンチ裏行ってこい」と地回り突撃レポートに行かせたり。さーすーがギャンブラー、みたいな。そんなわけで今日は東尾に加えて鉄拳仙一という最強の布陣に期待していたわけだが。意外とねー、ハブとマングースは食い合わせが悪いのかも。東尾、ちょっと歯切れが悪かったね。ああ、もういちど東尾・落合のやさぐれ中継が見たい。
そういえば、落合さんの解説も好きだった。めちゃめちゃ評判悪かったが。ちなみに、今までのベスト中継@落合は、TBSの落合・杉下・槇原の副音声解説(笑)。杉下神様・落合三冠王の暴投合戦に、解説者1年目の槇原がキリキリ舞い。もう、めちゃくちゃであった。が、原巨人のメチャメチャ采配を当時いちばんちゃんと理路整然と批判していたのは、この時の杉下・落合の解説だったよーな気がする。