Less Than JOURNAL

女には向かない職業

慣用句:デッドボールは、ぶつけられた打者も痛いが…(以下略)。

ジャンパイヤはされたチームも困るが、してもらったチームはもっと困る。
WBCのアメリカだって、アメンパイヤのせいで負けちったんだから。なっ!?

ハマの肩をもつ立場ではないが、とにかく今日はさすがにヒドイと思ったぜ。
そんなわけで、今日はじぶん的には試合はお休みだったはずなのに。横浜vs.珍軍R(←今年はそう呼ぶことにしていたのを忘れてた)を見てしまいました。今、12球団のなかで、最初に存在を知った時の記憶が“クン”づけイメージだった……という監督がふたりもいるんですけど。それが牛島クンと原クンだ。いやー、まいったな。監督がクンづけで呼ばれてた時代を覚えてるなんて、まるで自分がはっぴいえんどの方々をクンづけで呼ぶ大御所評論家にでもなったような気になる(←大ウソ)。つか、そういや今年はとうとう自分より年下の野球監督が誕生した記念すべき年でもあるんですがネ。遠からず、12球団の選手が全員年下になる年もやってくるわけで。ああ、歳月は無情だ。

さて、本日の試合。牛島クンのインテリヤクザぶり大爆発のジャンパイヤ疑惑で火がついた熱闘5時間ン十分。崖っぷちベイスターズがケンカ魂で立ち上がり、ほぼ野球マンガとゆってよい快反撃が続いて試合は延長へ。そして延長12回裏。最後のチャンスを作ったのが多村。しかし、それがよりによって四球。野球マンガではあり得ない展開。が、このガックシ感がとっても多村。そして、結局2死満塁で引き分けのまま試合終了……ああ、この展開がいちばんカラダにこたえるんだよなー。こないだの中日もそうだったけど。明日まで疲れがとれないよーな気がする。

それにしても、今年の多村からは目が離せない。
毎年毎年、多村がおもしろいことは全人類周知の事実ですが。
今年はとりわけすごい。
彼の場合、ものすごーい活躍があったと思ったら、次にものすごーいトホホな出来事(時にはケガとか)……とゆーのを、かなり短いスパンで繰り返していて。つまり、美輪明宏さんの「正負の法則」をフツウの人々の何十倍の速さで体現し続けている希有な才能なわけですが。今年はWBCの大活躍があったので、今後はその対価を「正負の法則」にのっとって払い続けるペナントレースになるのではないかと心配……つか、期待したくなる活躍が続いております。で、たとえ何か事件やらニュースがなかったとしても、球場に行って、ローリング・ストーンズ時代のビル・ワイマンよろしく守備位置にボーッと立ったままピクリとも動かない多村とかを見ていると、なんだかシアワセになります。なんか、中日戦だろうと何戦だろうと、いったん多村に目が行ってしまったら他のモノが目に入らなくなるような危険がある。うん、多村は確かに中毒性がある(笑)。
とりあえず、毎日の多村日記のチェックは欠かせません。