クラッシュ！

オーネット・コールマンの『サムシング・エルス！』を聞いていたら（ＣＣＣＤではないのに）、いきなり画面が青くなって、今まで見たこともない英語の警告がいっぱい出た。あわてふためいていたら、今度は画面が暗くなって「なんかもう、ダメみたいよ」という絶望に満ちた宣告が日本語で出た。
ハードデスクが動かん。
壊れたみたいです。
ＩＢＭの最新機種、しかも買ってからまだ１年半余。 油断して、まだバックアップもとっていなかった。ああ、過ぎたるは及ばざるがごとし。現時点、データの救出も無理かも……という状況。とにかく、まだ原因もわからんのだ。
今、これはボロいサブ機で書いてます。

自分にとって「人生のすべてが入ってる箱」だと信じてきたので、これは考えうる最悪の状況ではあるのだが。なんか、もう、今まで書いたテキストが全部消えちゃっても、それはそれで別にいいやと思っている自分がいるのはちょっとした新発見だったりして。何もいらねーや。自分が書いたものも、いったん世の中に出してしまったら、手元に残ってるファイルはカーボン・コピーというか、極端な話、自分にとってヌケガラに過ぎないのかもしれない。
よりによって「捨てる！」マイブームが起こりつつある時に、これは何かの縁かも……なんていう気すらしている。
「捨てる！」の第一歩は、部屋にあふれるモノよりも未練がましく引きずっているオノレのアイデンティティから。て、ことなのだろうか？

それにしても、わたし、なんかヘンな電波が出てるのかなぁ。わりと電化製品がカンタンに壊れがち。パソコンもＤＶＤプレイヤーもすぐに壊れるのよ。ま、今回の原因はオーネット・コールマンなのかもしれないわけだが。

サムシング・エルス!