ゴールデングローブ賞
ジョニー・キャッシュ&ジューン・カーター・キャッシュの自伝映画『WALK THE LINE』が、ミュージカルorコメディ部門で作品賞・主演男優賞(ホアキン・フェニックス)・主演女優賞(リーズ・ウィザースプーン)の3部門を受賞した。やっぱ、ジョニー・キャッシュとゆー題材は数々の伝記映画の中でもド級だネ☆ というのもあるが、あとは映画としてもなかなかよくできているらしい。冒頭、いきなり熱狂のフォルサム・プリズンから始まって、そこから回想シーンに……みたいな感じらしいヨ。想像しただけでゾクゾクする。音楽も、今やハリウッドの大先生である(笑)Tボーン・バーネットがはりきっていて。音楽賞もあげてほしかったくらいだ。フェニックス&ウィザースプーン自身による唄も、なかなか頑張ってイイ雰囲気を出している。そういえば、エルヴィス役で登場する俳優さんは歌手デビューするらしいし。
この後のアカデミー賞では、可能性があるのはリーズ・ウィザースプーンの助演女優賞だとか言われているが。景気づけにいっぱい賞をもらって、日本でも映画がヒットして、ジョニー・キャッシュがもっともっと注目されるとうれしいっすね。もうじきフォルサム・プリズンとサンクエンティンでの2大刑務所ライブと、「ビター・ティアーズ」「ライド・ジス・トレイン」と、もう1枚なんかの再発日本盤が出ますしね。
ドラマ映画部門ではアカデミー総ナメかもと言われている『BROKEBACK MOUNTAIN』が圧勝だが、意外と批評家人気が高いジョン・ル・カレ原作の『THE CONSTANT GARDENER』も作品賞・監督賞・助演女優賞にノミネートされていて、助演女優賞をレイチェル・ワイズが受賞した。近年では『ロシア・ハウス』と『パナマの仕立屋』くらいで、意外と映画化されてないル・カレ作品。なので、これはすごく楽しみ。今年には公開されるようだが、こないだ出た北米版DVDに手を出すか出すまいか悩みちゅう……この判断がむつかしい。
ちなみに『WALK THE LINE』の邦題は、「ウォーク・ザ・ライン/君につづく道」。
うーん。これって、いやがおうでもボビー・ダーリンの伝記映画「ビヨンドtheシー〜夢見るように歌えば〜」を思い出させるんですが……orz。
ま、「ザ」が「the」になってないだけナゾ度は低いですが。かえすがえすも「ビヨンドtheシー」の「the」の意味が知りてーよ。それはさておき。やっぱ日本では、ウォーク・ザ・ラインもビヨンド・ザ・シーも楽曲として今いち知名度が低いから、タイトルとしてわかりづらいのでしょうか。でも、だからとゆって、「君につづく道」とか「夢見るように歌えば」とか、いかにもJ−POP系、しかも元気だしてがんばってネ系ソングみたいな題名をつけなくてもいいのにね。いやいや、でも、映画が見られるだけでありがたいので、文句ゆってるわけではありませんよ。それに、だからと言って、もし「ウォーク・ザ・ライン/悶絶絶叫!男だらけのフォルサム刑務所」なんていう邦題だったら、なんだか映画館に入るのも恥ずかしいですもの。
ま、それはさておき、とにかく公開が楽しみです。
「ウォーク・ザ・ライン/君につづく道」
http://www.foxjapan.com/movies/walktheline/
- アーティスト: サントラ,リース・ウィザースプーン,ホアキン・フェニックス,タイラー・ヒルトン,シューター・ジェニングス,ウェイロン・マロイ・ペイン,ジョナサン・ライス
- 出版社/メーカー: ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル
- 発売日: 2006/02/08
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