Less Than JOURNAL

女には向かない職業

やきうとテニスと音楽と。

もうすぐ1週間になるのに、いまだにフィラデルフィア管の感動を反芻ちゅう。そして、無事にアジア・ツアーも終了してネゼっちは全仏オープンに夢中。ネゼっちが「らふぁー!らふぁー!」とFBで叫んでいたのでw、わたくしも先ほどまでネゼっちと一緒にwナダルを応援しておりましたとも。こないだサントリーHで、あのネ申マーラーを振っていたネ申が今日は「らふぁー!」って書きながらきゃーきゃー観戦しているところを想像すると萌えずにはいられません。

 

わーい\(^o^)/ネゼっちも、ハッシュタグまつり参戦!かわゆす。

 

いやぁ、それにしても全仏オープンV9って!なんなんだ。川上ジャイヤンツか、みたいな。いやぁ、ものすごい試合だった。優勝が決まった後のナダルの涙にも泣けたし、敗れたジョコビッチの涙にも泣けた。両者への鳴り止まない拍手は、コンサートのスタンディング・オベーションのようだった。スポーツなんだけど、テニスって芸術に近いスポーツだなって思う瞬間がありますね。観客のマナーの問題なのかもしれないけど。やきうとかサッカーとは違うほうにテンションもってかれるというか。白熱の興奮が「すげぇ!」というより「美しい!」という感情にものすごく近い感じ。どんなスポーツでも究極のスーパープレイはアート、だと思う。けど。うまく説明できないけど、ちょっと別ベクトルなのが面白い。

そしてネゼっちは、そんなテニスをこよなく愛する優しい青年なわけですが。フィラデルフィアの次期音楽監督に決まった時には、やっぱり、どうしても、アメリカのオーケストラの洗礼を受けねばならなかったようです。

そう。やきうという名の洗礼(爆

http://youtu.be/oOn_-4sK4nE

※ズムズムスタジアムでもなければ、スライリーでもありませんよ。

 

ネルっちも、ボストンの次期監督に決まった時はレッドソックスの始球式やってたし。しかも、その日の試合は《ネルっち・デイ》みたいな名前をつけられるほどの大歓迎ぶりで(いや、まぁ《愛媛みかんナイター》みたいなものかもしれないが)。実は、ラトビア出身ネルっちは野球のルールもよくわかんないらしいので、きっと困惑してたと思うんですが。あの体格で野球ユニ着ると、大学野球のOBか何かみたいに見えて似合ってたのでよかった。まぁ、アメリカのオーケストラ、特にやきうがつよい街のオーケストラに来るということは、とりあえずやきうフレンドリーかどうかはかなり大事な要素なわけで。OZAWAしかり。あと、ショルティさんはワールド・シリーズと演奏会が重なった時には舞台上から試合経過を伝えたというし(笑)。

それにしてもネゼっちも、えらいなー。ほんとはテニスの王子様なのに(゜´Д`゜)。しかも、始球式どころかベンチの屋根に立って指揮。都市対抗かと。たとえるならば読キョーの音楽監督になった大物指揮者が、オレンジユニホーム着て東京ドームのライトスタンドでウサギと一緒に「闘魂こめて」歌うかという話ですよ。歌わないでしょう。ありえない。ネゼリーノえらい、けなげすぎる(涙)。映像で見る限り、「誰だこいつ?」みたいな顔で見てるオッサンとかも多いのに(悪気はないと思うんですが、いかんせん野球場なもんで)。一生懸命。スライリーに似た人と一緒にがんばってます。再建の夢を賭けて自分を迎えてくれるフィラデルフィアのみなさんのためならば、やきうの応援も厭わないのです(涙)。フィリーズのユニを着て(しかも、意外と似合ってる)応援グッズのバットで指揮をして(涙)、スライリー似と「いえーい!」とハイタッチするネゼリーノ(涙)。ああ、愛されキャラすぎる(涙)。

 NY、ボストン、フィラデルフィア、シカゴ、クリーブランド……て、やっぱし、アメリカのBIG5ってMLBと無関係ではない感じだな( ̄∇ ̄)。これにLAとデトロイトあたりをまぜると、うむ、いい感じ。