ハイド・アンド・シーク/暗闇のかくれんぼ
- 『ハイド・アンド・シーク/暗闇のかくれんぼ』(2005・アメリカ)
スリラーなのかホラーなのかも全然わかってなくて観ていたから、よけいにドキドキしておもしろかったー。
ストーリー自体もテンポよくなかなかおもしろかったけど、それより何より、デ・ニーロとダコタ・ファニングの演技で引っ張っていく映画だった。
つか、このふたりの演技バトルは、ある意味ストーリーよりもこわかった。
彼らは劇中で、父娘を演じているわけですが。
父娘というよりも、むしろ……
仲代達矢と三國連太郎がガチンコ勝負してる映画を観てるような感じに近い。
もしくは、イングヴェイ丸ムスティーンとアルビン・リーの速弾き合戦アルバムを聴いてるような感じというか。
なんか、最近どの映画でも余裕ぶちかましてるよーに見えるのが今ひとつ物足りなかったデ・ニーロでしたが。今回は、ダコタ相手にオトナげないくらいにマジな勝負を挑んでいるところが素晴らしいです。少年野球チーム相手に本気で140キロの剛速球を投げる村田兆治のようだ。
ダコタ、末おそろしいな。すでに子役じゃない。演技プラン完璧だし、かわいくないし。
しかも、安達祐実に激似。
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